一流大学を卒業してしまった人

あなたたちも、愛するものを見つけなければならない。

この後に続くセリフは「一流大学を卒業する(した)というコストとプライドをドブに捨てないためには。」だと(私は)思います。
大学を“前向きに”ドロップアウトした Steve Jobs は、大学を“卒業してしまった”人たちを、ドロップアウト予備軍とすら思っているかもしれない。
ロボットやコンピュータの能力が上がるにつれ、人間に求められる能力も上がってくるのが必然です。「愛するものを見つけなければ…」なんて字面だけ見ていると心温まるお話に映るかもしれませんが、これはものすごく殺伐とした「危機感を持て」というメッセージなんだと思います。